いよいよ工事着工です。
想像をはるかに超える課題の多い、そして癖のある建物です。
一言に「リノベーション」というば、聞こえはいいですが、この建物については規模、老朽化も含めてかなりハードルの高い建物でした。
築50年、手つかずで20年放置され、躯体の鉄骨以外はほぼ死んでおり、建材で使用されていた木材は腐っていたり、壁は割れてひびが入り雨漏りがしたり、既存の窓もサッシが錆びて閉まらなかったり。
なんやかんやでインフラの整備から、建物をいじるまでにかなり大変な物件です。
それでもこの大谷の街の顔として位置する場所にあるこの建物はどれだけ魅力的か。
繁忙期には溢れんばかりのお客様でこの場所を、そして新たに出来るお店を賑わいで街を活気づける一つのポータルポイントになればいいなと思っています。